NIKE TERMINATOR LOW PRM
NIKE AIR FOOTSCAPE WOVEN PRM
兄弟モデルのDUNKと共に1985年にデビューしたTERMINATORと、足をリラックスさせる目的から1996年に誕生したAIR FOOTSCAPEをオリジナルとするAIR FOOTSCAPE WOVEN。この2足が、クロコ柄の型押しがされたブラックのレザーを纏い、11月18日(土)よりリリースを迎える。
PRODUCT
定番のカラースキームをクロコ柄の
ブラックレザーで表現
1973年にニューヨークのサウス・ブロンクス地区で生まれたヒップホップは、ラップ、DJ、ブレイクダンス、グラフィティという4つの要素で構成されているが、「5つ目は?」となれば、まずファッションが挙がるだろう。だが、勃興期から4つの要素と密接にリンクしながら形成されていった本場アメリカに対し、ヒップホップ輸入国だった日本は音楽の媒介としての表層的な役割が強く、さらに直後に訪れた裏原やグランジといったブームも助け、独自のスタイルが確立されていった。
そして、太平洋を隔てた島国ならではのファッショナブルな潮流の中で、黎明期から支持され続けてきたカラースキームがブラックとホワイトの組み合わせであり、今回のTERMINATOR LOWとAIR FOOTSCAPE WOVENは、この定番カラーをオマージュしている。どちらもクロコ柄が型押しされたブラックレザーを用いることで洗練されたエキゾチックなムードを表現しながら、ホワイトのミッドソールには黄味のかかった経年劣化風の加工を施すことでヴィンテージ感を演出。素材と色味の妙で、1990年代と2020年代の日本のヒップホップ・ファッションをクロスオーバーさせたのだ。
FASHION STORY
発売を記念し、これからの日本のヒップホップ・シーンを牽引する存在であるラッパーeydenをモデルに起用したファッションシューティングを敢行。荘厳なムードが漂う築102年の重要文化財「自由学園明日館」を舞台に、eydenがTERMINATOR LOWとAIR FOOTSCAPE WOVENをクラシックかつモダンに履きこなす。
INTERVIEWS
eyden
1998年生まれ、千葉県千葉市出身。10代の頃からラッパーとして活動し、同い年を集めた6人組ラップクルー98jamsを結成。その後、2021年に出演した「ラップスタア誕生」で当時過去最多だった応募総数2546人の中から見事優勝を飾り、翌年には「POP YOURS」や「THE HOPE」といったヒップホップ・フェスにも出演。9月には最新シングル “CB Cypher” をリリース。
Q1. TERMINATOR LOWとAIR FOOTSCAPE WOVENを履いてみた感想は?
2足とも今回のシューティングで初めて足を入れました。ステージ上では派手なモデルを履くこともあるんですけど、プライベートだとシンプルなデザインが多く、ハイテクよりローテクが好きなので、TERMINATOR LOWは私服と合わせやすいと思いましたね。AIR FOOTSCAPE WOVENは、撮影前に検索してビジュアルを見た時は正直ビビりました(笑)。でも、実物を見たら素材感がカッコいいし、着用してみたら履き心地もめっちゃ良くて、別カラーもチェックしたくなりましたね。
Q2. NIKE / JORDAN BRANDではどのスニーカーがお気に入り?
AIR JORDAN 11が好きで、特に“LEGEND BLUE”のカラーリングがツボなんですよ。あと、地元のラッパーの先輩たちがステージでブラックのNIKE GOADOMEを履いているのを見て、若い頃は憧れて探し回り、ついこの間も2足買いました。カラーでいうと、ホワイトとブラックばかりです。
Q3. eydenさんにとってスニーカーとは?
いつでも恐れず自己主張できるアイテムですね。