atmos MARTとは

今回、コンビニをモチーフにしたAIR MAXの発売に合わせて”予約制コンビニ” atmos MARTが期間限定でオープン。コンビニエンスストアを再現したポップな内装が昨今の状況で忘れかけてきた”スニーカーの楽しさ”を思い出させてくれるような空間になっている。この時代におけるスニーカーイベントの在り方と思いとは。オンライン接客サービス “atmos 110”などオンラインとオフラインを跨いだ画期的な今回の企画についてatmos DirectorのKOJIにインタビューを敢行した。

まずはじめにatmos MARTを開店することになった経緯を教えて下さい

「コロナ禍によって、店頭でのイベントは1年以上中止になっている状態だったんですね。昨年は基本的にオンラインでの抽選販売などデジタルで完結するアクションを取ってきました。今回のシリーズのコンセプトはコンビニエンストアで扱われている商品がデザインモチーフになっていることから、リアルなコンビニ的空間を原宿のど真ん中に作ったら、スニーカーヘッズに楽しんでもらえるイベントになるんじゃないかというアイディアが生まれ、そこからナイキとご相談しつつ進行していくことになりました。」


久しぶりにリアルなイベントとなりますが、どんな思いでこの空間が作られているのでしょうか。

「今回のポップアップは僕らにとっても1年ぶりの大きなイベントであり、自分たちもすごくワクワクしているんですよ。オンラインだけでは伝えることのできないスニーカーに込められたストーリーを、現場でリアルな形で展開することで、来てくれるお客さんにも伝えたい、そして何よりも楽しんでもらいたい、という思いが、ここに込められています。」

予約制のコンビニ”というユニークなコンセプトがあるとのことですが、今回のイベントでatmosが伝えたいことはなんでしょうか

「2020年という1年間は、我々としても考えさせられることの多い学びの1年となりました。お店の在り方から、デジタルをどう活用するかまで、さまざまなことを学習してきました。そこで、予約制という形を取ることになったわけですが、こういったデジタルを踏まえた面白い購入体験を、もっとスニーカヘッズに提供していきたいと考えています。デジタルですべてを完結させない部分を考えながらイベントを企画したいと思っています。同じスニーカーを購入するにしても、オンラインだけで買うのと、実際に店舗へ行って実物を見ながら、試着したりして手にするのとでは、まったく別物なので、今回のポップアップストアで展開される世界観を存分に感じていただきたいですね。スニーカーを手にするために原宿に遊びにきて、お店を巡っていただく、その一連の体験をスニーカーヘッズに届けたいんです。」


数々の別注や今回のPOP-UPなどatmosとAIR MAXは、何かと深い縁を感じますね。

「僕らの企画としては2002年に初めて別注企画を作らせていただいたのがキッカケで、そこから回数を重ねて、エア マックスと共にお店も歩んできました。僕らにとって、エア マックスは切っても切れない関係性があると感じていますし、世間的にも世界的にも"アトモス=エア マックス"という印象は強いでしょう。僕らとしても、その自負があります。エア マックス好きが集まるショップとして今後も変わらずやっていきたいですね。」

今後のatmosの展望を教えて下さい

「やはりお客さんにワクワクしてもらったり、楽しんでいただくことを提供するのが僕らがやっていくべきことだと考えていて、この時代にあった企画や体験を提供していくことが必要だと思います。それに、東京はスニーカーカルチャーが世界的にみても盛り上がっている都市でもあります。東京で面白いことをやって、それが世界に発信されているのが、我々にとって強みでもあるし、そこに使命感を感じているんです。今回のポップアップストアについても、世界のあちこちから"日本でやばいことをやってるよ"って思ってほしいですからね。そのように東京から世界へ発信していきたいと考えています。今、アトモスはアジア諸国にも店舗を広げていますが、日本が持っているアニメや漫画、玩具などの文化をスニーカーと共に広めていきたいということも、今後の大きな目標として掲げています。」

profile

KOJI

2000 年入社後、ショップマネージャーを経てからは
様々な企画を打ち出し、atmosを確固たる地位まで築いた立役者。
自身が手がけた2007年発売の「AIR MAX 1 ELEPHANT」が2016年に開催された
AIR MAX CONの企画「VOTE BACK」にて、世界で1位となり
世界的にatmosの名前が知れ渡った。